乃木坂の円陣掛け声は何て言っている?








多くのアイドルグループがライブの前にメンバー全員で気合を入れるために行う円陣
乃木坂46も行っていますが、なんと言っているのかが気になるという声も多数上がっています。
そこで、この記事では乃木坂46の円陣掛け声、その由来についてもご紹介致します。

引用:http://nogizaka46.officeblog.jp/archives/13458093.html

乃木坂46の円陣掛け声、何て言ってる?

上記の動画は2019年9月1日、明治神宮野球場で行われた乃木坂46の真夏の全国ツアー2019千秋楽にて披露された円陣です。
普段はライブ開始前にステージ裏で行われる円陣ですが、この時は初代キャプテンを務めた桜井玲香さんが参加する最後の円陣と言う事で、ステージ上で行われました。

乃木坂46の円陣の掛け声は、「せーの、のー(手拍子)、ぎゅ(手拍子)、ぎゅ~、(せーの)努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂上り坂46!」です。








乃木坂46の円陣掛け声、誕生秘話

引用:https://mdpr.jp/music/detail/1866461

結構複雑なように聴こえる掛け声ですが、最初の「のー(手拍子)、ぎゅ(手拍子)」の部分は、乃木坂46のデビューシングル『ぐるぐるカーテン』の振付を担当した南流石さんが考案しました。
その後の部分に関しては、乃木坂46として活動する上で何を大事にしていくべきかをメンバー同士で話し合い、「努力」「感謝」「笑顔」の三つに決定したものです。

「ぎゅ~」の部分には、「わ~ってステージに出ていく前に、自分の事を抱きしめて!」と言う意味が込められているそうです。








他のアイドルグループの掛け声は?

乃木坂46以外のアイドルグループにも掛け声が存在します。
そこで、同じ坂道グループである欅坂46や日向坂46、アイドル文化を牽引してきたAKB48の掛け声についてご紹介致します。

欅坂46

https://twitter.com/tamuhono_46/status/1104493389146288128?s=20

乃木坂46の姉妹グループとして結成された欅坂46
従来のアイドル像とは一線を画すクールで格好いい世界観と圧巻のパフォーマンス力によって、男女問わず若い世代に支持されているグループです。

その円陣の掛け声は、「せーの!謙虚、やさしさ、絆!キラキラ輝け、欅坂~、46!はい!」と、お互いの親指と小指を絡めて円陣を作り、「おー!」とさらに声出しをする2パターンからなっています。

基本のベースは乃木坂46の円陣を参考にしたものですが、よりシンプルなものになっています。
こちらも、グループとして大切にしていくものとして「謙虚」「やさしさ」「絆」の三つを挙げています。
さらに、この三つの言葉の頭文字を繋げると、「けやき」になり、工夫が凝らされていることがわかります。

日向坂46

https://twitter.com/Poti_hinata_46/status/1125103938880004096?s=20

元々は欅坂46のアンダーグループとして「けやき坂46」(通称:ひらがなけやき)と言う名前で誕生したグループですが、「ハッピーオーラ」をモットーに掲げ、単独での全国ツアー、武道館公演などの実績を積み上げ、老若男女問わず幅広い世代に愛されるグループに成長しました。

建国記念日である2019年2月11日に、日向坂46への改名を発表し、3月には悲願だったシングルデビューを果たしました。
乃木坂46や欅坂46に比べ、バラエティへの対応力も高く、急成長を遂げているグループです。

けやき坂46時代の掛け声は、「「せーの!謙虚、やさしさ、絆!キラキラ輝け、ひらがなけやき坂46!」と、欅坂46と同じフレーズを用い、欅坂46が最後に「はい!」と言う部分で、「ひらがなポーズ」をするというのが違いでした。

日向坂46への改名後の掛け声は、「空まで届け!ぽかぽかキュン!1人じゃない、仲間と共に高く跳べ!日向坂46!ヒ!」です。

「1人じゃない」「仲間と共に」「高く跳べ」と言うフレーズの頭文字を繋げると、「ひなた」になる点は欅坂46の掛け声を踏襲しています。
また、掛け声の中には日向坂46のデビュー曲である『キュン』や、けやき坂46時代の代表曲である『誰よりも高く跳べ!』が織り交ぜられており、グループ愛を感じさせます。

またグループ名が“日向坂”、グループカラーが“空色”、ファンの通称が“おひさま”と言うように、掛け声の中にも「空まで届け」「ぽかぽか」など空をイメージさせる言葉がちりばめられています。

非常によく練られた掛け声と言えます。

AKB48

“アイドル戦国時代”を牽引し、アイドルブームを一過性のブームに終わらせず、日本が世界に誇る文化としてすっかり定着させた最大の功労者が、AKB48です。

人数が多い事もあって、その円陣はシンプル・ザ・ベスト。
「行くぞー!」「おーっ!」と声を合わせて、全員で一歩前に踏み出します
その一歩一歩が、時代を切り開いてきました

AKB48 チーム8

https://twitter.com/SAGA_saikou_888/status/1132305257520803840?s=20

AKB48には、「チームA」「チームK」「チームB」「チーム4」「チーム8」と言う5つのチームがあり、それぞれに掛け声があります。

中でも人気の掛け声が、各都道府県からオーディションで選ばれた47名のメンバーからなるチーム8の掛け声です。

2014年の結成以来5年、メンバーは地元から東京に通い、他のチームと兼任して公演に出演するなど、AKB48の主力を担う存在に成長しています。
地元ローカル番組にレギュラー出演するメンバーも多く、それぞれの地元で高い知名度を持つメンバーもいます。

その掛け声は、「エンジンかけましょ、ブンブンブン、AKB48チーム8!」です。

「エンジン」「ブンブンブン」と言うフレーズは、チーム8が自動車メーカー・トヨタの後援によって作られたチームである事に由来します。
また、「ブンブンブン」にはチーム8の「8」を「ハチ」に見立て、その羽音と言う意味も込められています。








まとめ

引用:https://7gogo.jp/9yXpV4Ol6UJc

以上、乃木坂46の円陣掛け声、その由来についてご紹介致しました。

乃木坂46だけでなく、他のアイドルグループにおいても円陣の掛け声には様々な創意工夫が為されています。
そこに込められた気持ちと言うものは、時を重ね、メンバーが入れ替わったとしても受け継がれているグループの核になるもので、やがては「伝統」と呼ばれるようになるものです。

先達の込めた思いを後輩たちが受け継ぎ、さらに活躍の幅を広げていく乃木坂46、そしてアイドルグループからますます目が離せません。