乃木坂46やももいろクローバーなどの衣装を手掛けたのがスタイリストの米村弘光です。米村氏はどのような人物だったのでしょうか。また、乃木坂46のカラーやメンバーから考えてどのようなファッションが似合うのでしょうか。今回は米村氏と乃木坂のファッションについてご紹介します。
米村弘光氏の略歴
引用:https://nznsms.jp/%E4%B8%80%E8%88%AC/10864/
米村弘光氏はももいろクローバーZや乃木坂46の衣装を手掛けたスタイリストでB―irthday(バースデイ)の取締役です。
熊本県の高校を卒業後、服飾関連の専門学校に入学するも短期間で退学。劇団役者や映画出演などもしていたようです。芸能界の仕事に早くから携わってきた方のようですね。その後、ももいろクローバーZや乃木坂のファッションを手掛けるようになったようです。
B―irthday(バースデイ)の公式HPによるとテレビCMを多数手がけていることがわかります。森永のエンゼルパイや日清食品の強麺、ミスタードーナッツやカルビーなど錚々たる企業のCMを手掛けているところを見ると、実力が高く評価された人物だと思います。
ももいろクローバーZや乃木坂46での米村氏の仕事
引用:http://www.idolpass.com/product/2818
乃木坂46に関わる前、米村氏はももいろクローバーZのスタイリストとしてPV撮影に参加しています。
米村氏がももいろクローバーZの衣装を手掛けたのは2010年11月の『ピンキージョーンズ』からのようです。その際、演出としてインディアンヘッドを使うためわざわざ取り寄せていました。演出には相当こだわるスタイリストだったことがわかりますね。
米坂氏が乃木坂で手掛けたとはっきりわかっているのが「ガールズルール」の歌衣装です。乃木坂46の衣装は複数のデザイナーが担当しています。
業界関係者からは高く評価され、納期がギリギリでも期待以上のクオリティを出してくれると評判でした。私立学校の制服デザインなどもしていて、仕事は絶好調といってもよかったでしょう。
国税局が米村氏の会社を告発
引用:https://www.zeiri4.com/c_1007/h_604/
2019年、東京国税局は米村氏と米村氏が経営するB―irthday(バースデイ)を法人税法違反などの疑いで東京地検に告発しました。脱税を疑われる金額は6400万円。期間は2年間とのことです。
2018年8月、本名は出されていませんでしたが週刊文春の取材を受けています。記事内で米村氏は「A氏」とされていましたが、書かれている内容などから米村氏の可能性が高い記事だとされます。
現在、米村氏のSNSなどはカギがかけられ閲覧できない状態です。裁判などがあるので、それに備えて動きを止めているのかもしれません。
ニュースによれば、会社の運営もほぼ一人で行っていたようで資金管理がずさんだったとの指摘もありました。
なお、米村氏は修正申告に応じ支払いも済ませたとのこと。非常に才能ある人物なので、裁判などが一段落したぜひ仕事に復帰してほしいと思いますね。
乃木坂46のファッション
引用:https://ameblo.jp/nigizaka46ojifan/entry-12504607010.html
乃木坂46の制服は「お嬢様」風のものが多いと評されます。欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティ」を担当した尾内氏は、乃木坂46と差が出るように衣装を作ってほしいと依頼されたそうです。
その際、乃木坂のイメージを「フランス領の女子校」と表現しています。これは、プロデューサーの秋元康氏はAKBを「パワフルタフ」、乃木坂を「リセエンヌ」と表現したことに対応します。
リセエンヌとは、フランスの高校にあたる「リセ」に通う女学生のこと。上品さや華麗さをイメージさせようという運営の意図がうかがえますね。そのため、女子校風の制服ファッションが多いのでしょうね。
その要素は最新シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」にも表れています。濃紺のワンピースで胸に大きなリボンをあしらった制服はまさに「お嬢様」。乃木坂の目指すコンセプトをしっかり体現しているともいます。
乃木坂の制服に興味がある方は公式サイトの「筒井あやめ 制服コレクション」を見ることをお勧めします。乃木坂46の四期生である筒井あやめはモデル経験もありスタイル抜群です。このサイトを見ると、乃木坂の制服の変遷が一目でわかりますよ。
まとめ
いかがでしたか。今回は乃木坂のスタイリストをつとめた米村弘光氏や乃木坂46のファッションについて取り上げました。米村氏の脱税事件はとても残念ですが、しっかりと修正申告にも応じられているようなので、再び乃木坂や他のグループのデザインを手掛けてほしいなと思います。また、乃木坂のコンセプトに沿った制服は見ていて楽しいものです。こちらにも注目ですね。