乃木坂46に貢ぐ金額はどのくらい?みんな何にお金をつかっているの?








国民的アイドルグループと呼ばれ、その姿を見ない日はないほどの活躍を見せる乃木坂46
その人気を支えているのが、多くのオタクたちの存在です。

そこで、この記事ではオタクたちが乃木坂46に貢ぐ金額はどのくらいなのか、一体何にお金を使っているのかについて調べてみました。

引用:https://rockinon.com/news/detail/184882

オタク消費額の年間トップはアイドルオタク

引用:http://akb48taimuzu.livedoor.biz/archives/50200507.html

矢野経済研究所では毎年、オタクをテーマにした消費者調査を発表しています。
それによると、自称・他称含め「アイドルオタク」と呼ばれる人は日本全国に約280万人存在しており、1名あたり年間で約10万3000円を消費しており、その市場規模は約2900億円に達しているということがわかります。

1名当たりの年間消費額は3年連続トップで、後には「メイド・コスプレ関連サービス」が6万8114円、「鉄道模型」が6万3854円と続いています。

消費行動がアイドルオタクに最も近いとされる「プロ野球ファン」と比較するとわかりやすいのですが、プロ野球ファンの人数は約2,800万人、年間消費額は約3万円ですので、市場規模は約8400億円に達します。

アイドルファンは野球ファンに比べて人数では10分の1に過ぎませんが、市場規模では約3割に達している事がわかります。








乃木坂46に貢ぐ金額は?

引用:https://books.rakuten.co.jp/rb/14140242/

「アイドルオタク」が年間10万3000円を消費していると聞いた場合のオタクでない方とオタクである方の反応は全く異なります。
オタクではないという方からすれば、10万円以上という消費額は高く感じるというのが一般的です。
しかし、オタクからすれば、安すぎるというのが正直なところです。

実際に、矢野経済研究所の調査には、アイドルファンとしての消費に含まれるべき交通費、宿泊費、飲食費などが含まれていません

10万円という金額は、年間どころか月間消費額と言っても過言ではないというのが現実です。
乃木坂46のファンがいくら消費しているのかを研究した調査などはないため、正確なところは不明ですが、概ね年間で50万~100万程度というのが相場だと考えられています。








お金の使い道

引用:https://www.nogizaka46.com/event/explanation.php

博報堂DYメディアパートナーズと株式会社博報堂の共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」が毎年実施している全国調査「コンテンツファン消費行動調査」によると、乃木坂46の支出喚起力は嵐の約380億円に続く2位で、約350億円に達するとされています。

支出喚起力とは、コアファンによる年間の関連市場規模を指す指標で、この金額が大きいという事はそれだけ多くの売上が見込めるという事です。

乃木坂46の場合、握手券付きCD、写真集、ファッション誌、コンサート、舞台、映画など様々なカテゴリーでメンバーが活躍している事から、それらをカバーするファンも多忙を極めることになります。

各コンテンツの会場は「現場」と言われますが、これらの現場を回るには当然、交通費・宿泊費・飲食費もかかってきますし、各会場限定のグッズなどの購入費もかかります。
また、様々な企業とのコラボキャンペーンなども行われていますが、キャンペーンに参加するために一定金額の消費が条件となっているケースが一般的です。
更に、乃木坂46の特徴として多くの女性ファンを獲得している点が挙げられますが、各現場で目立つのが、乃木坂46の衣装を模した服装をしている女性ファンの存在です。
当然、これらの衣装を購入または制作する上でも費用が掛かっています。
また、メンバーが着ていたから、メンバーが付けていたからと言った理由で洋服や化粧用品を購入するファンも多く、乃木坂46きっかけで生まれている消費額はより膨大だと考えられています。
さらに乃木神社やラーメン「まる彦」など、乃木坂46のファンにとって聖地と言われるような場所に足を運ぶ「聖地巡礼」も盛んに行われており、その消費額も馬鹿になりません。

これらを総合して考えると、年間10万3000円に収まる事がないのは明らかです。








まとめ

引用:https://www.huffingtonpost.jp/yoshifumi-nakajima/nanamin-2_b_13078232.html

以上、乃木坂46に貢ぐ金額はどのくらい?みんな何にお金をつかっているの?について調べてみました。

乃木坂46の知名度が増し、活躍の幅がより広く、日本全国に留まらず海外にすら及んでいる現在、それを追うファンの消費額も年々増加しています。
乃木坂46のファンになっていなければ、足を運ぶこともなかったであろう場所に足を運ぶのも、アイドルファンの醍醐味の一つ。
今後もますます活躍の場を広げていくであろう乃木坂46から、ますます目が離せません。