笑点の座布団運び!歴代は誰?








日曜日の夕方にお茶の間を楽しませてくれる番組「笑点」。

この番組内でのお馴染みのコーナー「大喜利」では、師匠達がお題に対して面白い回答を競いあい会場を賑わしてくれますが、その中で陰の力持ち「座布団運び」は皆さんご存知ですよね!?

現在の座布団運びはお馴染みの「山田くん」ですが、歴代はどなたが担当してきたのかをご紹介していきたいと思います。

笑点の歴代「座布団運び」役を務めた方々

引用:https://twitter.com/nD243FVZpuRQtEq/status/1149884451767214080

では、歴代の「座布団運び」役を務めた方々をご紹介していきます。現在の座布団運びは山田くんですが、現在で6代目だそうです。これまで他5人の方が務めてこられたようです。

初代:三升家勝松さん

初代の座布団運びを務めたのは、三升家勝松(みますや かつまつ)さん。1990年に4代目桂文字助(かつら もじすけ)に襲名されてから、その名前で活動されています。

本名は「松田治彦」で東京都江東区出身の落語家さんです。落語立川流に所属されていましたが2015年に脱退され、現在は事実上休業状態で目立った活動は行っていないそうです。

2017年にはTBSの番組「爆報!THE フライデー」に出演され、現況を伝えられたのですが、毎日酒浸りの日々を過ごしているとのことで、その現況を心配されています。

笑点の座布団運び!二代目:石井伊吉さん

二代目の座布団運びを務めたのは、石井伊吉(いしい いよし)さんです。石井伊吉さんというのは本名だそうで、現在は毒蝮三太夫(どくまむし さんだゆう)という名前で活動されているタレントさんです。(以下、毒蝮三太夫という名前でご紹介します)

毒蝮三太夫さんは、1936年に大阪で生まれて東京で育ち、中学生の頃に「鐘の鳴る丘」という舞台で子役デビューをされてから児童劇団に入団されました。その後1960年代半ばまで本名の石井伊吉で俳優として活躍されました。

1966年には「ウルトラマン」の隊員役を務めるなど俳優として活躍している最中、「笑点」の司会の立川談志さんから誘いを受け、座布団運び役として出演するようになりました。

この時に「ウルトラマン」に出演していたこともあって、「正義の味方がなにやっているんだ」との声もあり、それを聞いた立川談志さんが「怪獣に負けない名前をつけよう」ということで、毒蝮三太夫という名前で活動するようになりました。

現在はラジオ番組に出演するなどの活動をしておられます。

笑点の座布団運び!三代目:三遊亭笑遊さん

三代目の座布団運びを務めたのは三遊亭笑遊(さんゆうてい しょうゆう)さんです。本名は北島元道さんで、1951年生まれ、東京都江戸川区出身の落語家さんです。

これまでの活動は主に落語を中心にされており、親しみのある話し方で観客をぐっと引き寄せ、また軽快なパントマイムや怒涛に話す話芸などの特徴がある落語家さんです。

豪快かつ明るい性格で自由奔放な高座なので、隠れたファンも多いそうです。

笑点の座布団運び!四代目:小野千春さん

四代目の座布団運びを務めたのは小野千春(おの ちはる)さんです。小野千春さんは1951年生まれの東京都杉並区出身元女性アイドルです。

元々国立音楽大学付属高校に在籍しており、その高校生時代に座談会番組「サ・バンチジャーナル」に出演をきっかけにテレビドラマ「あいつの季節」で芸能界デビューされました。

そして大学に進学するも、芸能活動は禁止だったのであえなく中退を決断。そして1970年には「笑点」の中の「前武の何でも入門」というコーナーでアシスタントに選出され、その後、女性初となる座布団運び役に抜擢されました。

その後1972年に結婚され、芸能界を引退されています。

笑点の座布団運び!五代目:松崎真さん

5代目の座布団運びを務められたのは松崎真(まつざき まこと)さん。本名は澤井一郎(さわい いちろう)さんで、1932年京都府出身の元俳優さんです。

笑点の座布団運びは13年間もの長い間務められており、そのきっかけはプロデューサーの親戚だったことのようです。

2000年に入ってからは「あの人は今!?」に出演し、交通安全教室で講師として教えている姿が放送され、この時に松崎真さんを訪れたのが6代目の山田隆夫さんでした。

2006年に俳優業を引退され、講演活動などをされていたのですが、2015年には老衰のために他界されました。

笑点の座布団運び!六代目:山田隆夫さん

6代目、現在の座布団運びを務めているのは山田隆夫(やまだ たかお)さん。山田くんの愛称で親しまれ、現在も活躍中です。

山田隆夫さんは、元々笑点の「ちびっこ大喜利」にレギュラー出演され、そのご褒美として1973年にアイドル歌手グループ「ずうとるび」で歌手デビューします。

その後1977年に「ずうとるび」を脱退し、俳優を中心に活動するも仕事が減っていたのですが、副業のマンション経営で生計を立てていたそうです。

そして1984年から5代目座布団運びの松崎真さんから引き継ぎ、現在まで約35年ほどもの間、座布団運びを務めておられます。

現在も、マンション経営やその経営に関する講演などの収入が、座布団運びの年収の10倍ほどあると言われており、副業の方で生計を立てているそうです。








まとめ

いかがでしたか!?

人気長寿番組「笑点」の大喜利コーナーを支えてきた座布団運びを務めた歴代の方々をご紹介してきました。一番長く座布団運びを務めているのが現在の山田くんです。

これからも大喜利が楽しくみれるように、また師匠たちとの掛け合いも楽しませてもらえるように応援していきましょうね♪