“清楚で上品”な乃木坂46、“クールで格好いい”欅坂46、“可愛くてハッピーオーラ”な日向坂46、そして吉本興業とタッグを組んだ“異色”の吉本坂46。
今、日本の音楽シーンを席巻しているのが、これら通称“坂道グループ”と呼ばれるグループです。
そこで、この記事ではそんな坂道グループの人気順をご紹介致します。
引用:https://realsound.jp/2019/03/post-332937.html
坂道アイドルのシングル売上ベスト10!
数々の名曲を送り出している坂道グループ。
その人気を推し量る上で、最も重要なのがCDの販売数です。
そこで、これまでに発売された乃木坂46の24枚、欅坂46の8枚、日向坂46の2枚、吉本坂46の2枚、計36枚のシングルの中から初動売上ベスト10をご紹介致します。
10位 乃木坂46:サヨナラの意味
初動売上:827,717枚
センター:橋本奈々未
作曲:杉山勝彦
MV監督:柳沢翔
振付師:WARNER
10位には2016年11月9日に発売された乃木坂46の16枚目シングル『サヨナラの意味』が入りました。
人気メンバーだった橋本奈々未さんが自身最初で最後のセンターを務めた楽曲です。
ファンの間でも人気の高い楽曲で、冠番組『乃木坂工事中』内で発表されたファン10万人が乃木坂46の当時の全楽曲156曲の中から選ぶベストソングランキングにおいて1位を獲得したこともあります。
9位 欅坂46:ガラスを割れ!
初動売上:833,346枚
センター:平手友梨奈
作曲:前迫潤哉、Yasutaka:Ishino
MV監督:新宮良平
振付師:TAKAHIRO
9位は、2018年3月7日に発売された欅坂46の6枚目シングル『ガラスを割れ!』が入りました。
メンバーが黒のパンツとMA-1の衣装に身を包み、ロック調な楽曲に仕上がっています。
ミュージックビデオは、世界最速でカメラを動かす機材「BOLT」が用いられるなど疾走感溢れるものになっています。
8位 乃木坂46:いつかできるから今日できる
初動売上:850,824枚
センター:齋藤飛鳥、西野七瀬
作曲:Akira Sunset、京田誠一
MV監督:高橋栄樹
振付師:非公表(小島亜斗説あり)
8位は、2017年10月11日に発売された乃木坂46の19枚目シングル『いつかできるから今日できる』。
前作の『逃げ水』から約2か月間で発売され、乃木坂46史上最短期間を更新しました。
この楽曲は西野七瀬さんが主演を務めた映画『あさひなぐ』の主題歌で、舞台版の主演を務めた齋藤飛鳥さんとWセンターを務めました。
7位 乃木坂46:インフルエンサー
初動売上:874,528枚
センター:白石麻衣、西野七瀬
作曲:すみだしんや
MV監督:丸山健志
振付師:Seishiro
7位は2017年3月22日に発売された乃木坂46の17枚目シングル『インフルエンサー』。
乃木坂46史上最高難度と言われた高速ダンスが特徴的な楽曲で、乃木坂46史上初となるレコード大賞を受賞しました。
6位 乃木坂46:逃げ水
初動売上:880,018枚
センター:大園桃子、与田祐希
作曲:谷村庸平
MV監督:山岸聖太
振付師:CRE8BOY
6位は2017年8月9日に発売された乃木坂46の18枚目シングル『逃げ水』。
サビ前にドビュッシーの『月の光』が挿入されているのが特徴的な楽曲です。
2016年にグループに加入した3期生の中から大園桃子さんと与田祐希さんがWセンターを務めたことでも注目されました。
5位 乃木坂46:ジコチューで行こう!
初動売上:988,671枚
センター:齋藤飛鳥
作曲:ナスカ
MV監督:中村太洸
振付師:Acchan
5位は、2018年8月8日に発売された乃木坂46の21枚目シングル『ジコチューで行こう!』。
センターは齋藤飛鳥さんが務め、「乃木坂46の夏楽曲と言えば齋藤飛鳥」と言うイメージを定着させました。
4位 乃木坂46:Sing Out!
初動売上:1,004,259枚
センター:齋藤飛鳥
作曲:Ryota Saito、TETTA
MV監督:池田一真
振付師:Seishiro
4位は2019年5月29日に発売された乃木坂46の23枚目シングル『Sing Out!』。
センターは齋藤飛鳥さんが務めています。
令和初のシングルと言う事もあってこれまでの乃木坂46にはなかったクラップやストンプを取り入れ、新時代の到来を感じさせる作品となっています。
3位 乃木坂46:夜明けまで強がらなくていい
初動売上:1,019,039枚
センター:遠藤さくら
作曲:山田裕介
MV監督:丸山健志
振付師:CRE8BOY
3位は2019年9月4日に発売された乃木坂46の24枚目シングル『夜明けまで強がらなくてもいい』です。
2018年にグループに加入したばかりの4期生の中から遠藤さくらさんがセンターに、賀喜遥香さん、筒井あやめさんがフロントに抜擢されたことで注目されました。
また、結成以来キャプテンを務めてきた桜井玲香さんが参加する最後の表題曲となりました。
2位 乃木坂46:帰り道は遠回りしたくなる
初動売上:1,062,615枚
センター:西野七瀬
作曲:渡邉俊彦
MV監督:関和亮
振付師:CRE8BOY
2位には、白石麻衣さんと並んで“Wエース”と言われた西野七瀬さん最後の表題曲である『帰り道は遠回りしたくなる』。
発売されたのは、2018年11月14日で、乃木坂46にとって22枚目のシングルでした。
ミュージックビデオはストーリー仕立てで構成され、実際にあったエピソードなどがちりばめられた印象深い内容になっています。
1位 乃木坂46:シンクロニシティ
初動売上:1,116,852枚
センター:白石麻衣
作曲:シライシ紗トリ
MV監督:池田一真
振付師:Seishiro
坂道シリーズの全楽曲の中で初動売上1位に輝いたのは、2018年4月25日に発売された乃木坂46の20枚目シングル『シンクロニシティ』です。
白石麻衣さんがセンターを務め、振付師Seishiroさんが振り付けたコンテンポラリーダンスが印象的です。
2年連続でレコード大賞を獲得し、乃木坂46の代表曲となっています。
上位10曲中、実に9曲を占め、乃木坂46が圧倒的な強さを見せました。
ちなみに、日向坂46の最高初動売上はデビュー曲である『キュン』の474,893枚で、21位。
吉本坂46の最高初動売上は2枚目シングル『今夜はええやん』の17,902枚で、35位でした。
坂道アイドルのソロ写真集売上ベスト10!
坂道グループの特徴は、男性のみならず女性からも篤い支持を集めている点にあります。
多くのメンバーがファッション誌の専属モデルを務め、発売する写真集は軒並み大ヒット。
出版業界の歴史をも塗り替える“坂道旋風”が吹いています。
そこで、乃木坂46のメンバーが発売した29冊、欅坂46のメンバーが発売した8冊、日向坂46のメンバーが発売した1冊、計38冊の中からソロ写真集の売上ベスト10をご紹介致します。
10位 乃木坂46 西野七瀬『普段着』
引用:https://www.amazon.co.jp/西野七瀬ファースト写真集『普段着』-西野-七瀬/dp/4344027094
累計販売部数:87,209部
発売日:2015年2月18日
カメラマン:藤代冥砂
撮影場所:大阪
部屋着で寛ぐ様子や漫画喫茶を楽しむ様子など、西野七瀬さんの何気ない日常を覗き見ているかのような1冊になっています。
9位 欅坂46 渡邉理佐『無口』
引用:https://www.amazon.co.jp/渡邉理佐-1st写真集-無口-渡邉-理佐/dp/4087808602
累計販売部数:95,096部
発売日:2019年4月10日
カメラマン:倉本GORI
撮影場所:マイアミ、バハマ
欅坂46の“クールビューティー”渡邉理佐さん。
男性だけでなく、女性をも魅了する『non-no』専属モデルの可愛さが詰まった1冊です。
8位 乃木坂46 橋本奈々未『2017』
引用:https://www.amazon.co.jp/橋本奈々未写真集-2017-橋本-奈々未/dp/4096822396
累計販売部数:104,768部
発売日:2017年2月20日
カメラマン:今城純
撮影場所:ニューヨーク
『CanCam』の専属モデルも務め、“御三家”と呼ばれる人気メンバーだった橋本奈々未さん。
乃木坂46卒業と同時に芸能界からも身を引いた彼女の有終の美を飾る写真集です。
7位 乃木坂46 生田絵梨花『転調』
引用:https://www.amazon.co.jp/生田絵梨花1st写真集-『転調』-生田-絵梨花/dp/4087807789
累計販売部数:118,179部
発売日:2016年1月21日
カメラマン:細居幸次郎
撮影場所:ドイツ・デュッセルドルフ
乃木坂46が誇る“ポジティブモンスター”。
まるで息をするかのように努力を重ねる才媛のファーストソロ写真集。
生まれ故郷であるドイツ・デュッセルドルフで撮影し、“いくちゃん”のルーツを辿る1冊に仕上がっています。
6位 乃木坂46 西野七瀬『風を着替えて』
引用:https://item.mercari.com/jp/m28048773840/
累計販売部数:145,269部
発売日:2016年9月27日
カメラマン:川島小鳥
撮影場所:マルタ島、イタリア
『non-no』の専属モデルも務める乃木坂46のエース・西野七瀬さんがずっと憧れていたという地中海のマルタ島とイタリアへ。
瑞々しい“なぁちゃん”の笑顔が多くの人々を魅了しました。
5位 乃木坂46 西野七瀬『わたしのこと』
引用:http://www.nogizaka46.com/smph/news/2018/03/nanase-watashinokoto.php
累計販売部数:170,914部
発売日:2018年5月9日
カメラマン:熊木優
撮影場所:モロッコ
撮り下ろしグラビアや私服&メイク研究、スペシャルゲストとの対談、日記帳公開、『non-no』上で連載されていたインタビュー「ななせるふ。」など内容盛りだくさんのフォトブック。
ページを捲る度、西野七瀬さんの新たな魅力に出会うような仕上がりになっています。
4位 乃木坂46 齋藤飛鳥『潮騒』
引用:https://www.amazon.co.jp/齋藤飛鳥ファースト写真集-潮騒-齋藤-飛鳥/dp/4344030532
累計販売部数:178,171部
発売日:2017年1月25日
カメラマン:細居幸次郎
撮影場所:北海道、沖縄
今ではすっかり乃木坂46のエースに成長した齋藤飛鳥さん。
この写真集は、そんな彼女がまだ“次世代エース”と呼ばれた頃に刊行されました。
次世代エースと呼ばれることで芽生え始めた責任感と、自分でいいのかという不安感。
様々な感情が潮騒のように彼女の中に響いていた時期の、貴重な記録です。
3位 欅坂46 長濱ねる『ここから』
引用:https://books.rakuten.co.jp/rb/15192414/
累計販売部数:206,876部
発売日:2017年12月19日
カメラマン:細居幸次郎
撮影場所:長崎県五島列島
3位には、欅坂46の人気メンバーにして、日向坂46の中心メンバーでもあった長濱ねるさんの『ここから』。
複雑な経緯でグループに加入し、様々な葛藤を抱えながらも、多くの人々に愛された“ねるちゃん”。
卒業した今でも、多くのファンに愛される存在です。
2位 乃木坂46 生田絵梨花『インターミッション』
引用:https://aucfree.com/items/r302250258
累計販売部数:285,413部
発売日:2019年1月22日
カメラマン:中村和孝
撮影場所:ニューヨーク
2位は、生田絵梨花さんの2冊目の写真集となる『インターミッション』。
ミュージカル女優としても破竹の活躍を見せる生田絵梨花さんが、憧れの地であるニューヨークのブロードウェイで撮影した写真集で、2019年上半期でもっとも売れた写真集でもあります。
天真爛漫な笑顔を見せたかと思えば、妖艶とも言えるほどの大人っぽい表情も垣間見せ、読者を翻弄するかのような写真集に仕上がっています。
1位 乃木坂46 白石麻衣『パスポート』
引用:https://twitter.com/mai_westcoast
累計販売部数:332,844部
発売日:2017年2月7日
カメラマン:中村和孝
撮影場所:サンディエゴ、ロサンゼルス
“坂道旋風”とも言われる中、その中心で未だ燦然と輝き続けているのが、白石麻衣さんの『パスポート』です。
発売から2年以上経過して尚、重版出来する売れっぷりはまさに“怪物級”です。
上位10冊中、乃木坂46が8冊、欅坂46が2冊という結果になりました。
1万部売れればヒットとされる写真集業界にあって、8冊が10万部以上の売り上げを達成しているという事実はまさに驚愕です。
坂道アイドル検索数ベスト10!
個々のメンバーの実際の人気を表す指標の一つとして用いられるのがインターネット上の検索数です。
そこで、Google検索の人気検索キーワード(Google Trends)を元に検索数ベスト10を算出しました。
10位 乃木坂46:山下美月
10位は乃木坂46、3期生のエースとも言われる山下美月さん。
『CanCam』の専属モデルを務め、女優としても2018年10月公開の映画『日日是好日』への出演や2019年4月期のドラマ『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』で主演を担うなど、多方面に活躍の幅を広げています。
9位 乃木坂46:高山一実
9位は乃木坂46の高山一実さん。
バラエティ番組への出演も多く、作家として小説『トラペジウム』を出版するなど多才ぶりを発揮しています。
8位 乃木坂46:与田祐希
8位は乃木坂46、3期生の与田祐希さん。
キュートなルックスで愛され、『MAQUIA』及び『bis』でレギュラーモデルを務めています。
7位 欅坂46:長濱ねる
7位は日向坂46がまだけやき坂46と言うグループ名だった頃の中心メンバーでもある欅坂46の長濱ねるさん。
グループ随一の頭脳を活かし、クイズ番組などでも活躍するメンバーでした。
6位 乃木坂46:遠藤さくら
6位には、乃木坂46・4期生から早くも将来のエース候補との呼び声も高い遠藤さくらさんが入りました。
24枚目シングル『夜明けまで強がらなくていい』ではいきなりセンターに抜擢されるなど、将来が嘱望されています。
齋藤飛鳥さんにも劣らぬ小顔っぷりとスタイルの良さも魅力で、今後モデル活動なども期待される逸材です。
5位 乃木坂46:秋元真夏
5位には、9月1日に卒業した桜井玲香さんの跡を継いで、乃木坂46の2代目キャプテンに就任した秋元真夏さん。
“国民の嫁”を自称する、坂道グループ随一の“釣り師”としても有名です。
バラエティ能力の高さに定評があり、今後の更なる活躍が期待されています。
4位 乃木坂46:生田絵梨花
4位にはドイツ生まれの才媛、乃木坂46の生田絵梨花さんがランクイン。
歌、ピアノ、演技、ミュージカル、バラエティにとあらゆる分野に才能を発揮する天才肌で、鬼のようなスケジュールをもハイテンションでこなす様は“ポジティブモンスター”とも呼ばれ、周辺のスタッフにも恐れられているほどです。
3位 欅坂46:平手友梨奈
3位は、欅坂46不動のセンターにして、“平成の山口百恵”と呼ばれるカリスマ・平手友梨奈さん。
ステージに居る事を忘れて落下してしまうほど楽曲の世界観にのめり込むパフォーマンスは“憑依型”と呼ばれ、欅坂46ファンにとってはもはや“神”にも等しい存在です。
パフォーマンス中のクールで格好いい平手友梨奈さんと、通称“キャロてち”と呼ばれる普段の可愛らしい平手友梨奈さんとのギャップも人気の理由の一つです。
2位 乃木坂46:齋藤飛鳥
2位は、アンダーから這い上がり、今やすっかり乃木坂46の“顔”と言われるまでに成長した齋藤飛鳥さん。
芸能界随一とも言われる小顔で知られ、『sweet』のレギュラーモデルも務めています。
小さな体を目一杯動かしながら演奏するドラムは、迫力満点です。
1位 乃木坂46:白石麻衣
1位は乃木坂46の“絶対的エース”にして“美の象徴”である白石麻衣さん。
ソロ写真集『パスポート』は歴史的ヒットとなり、2018年のCM女王、ドラマや映画でも大活躍し、その姿を目にしない日はないと言っても決して過言ではありません。
上位10名中、乃木坂46が8名、欅坂46が2名と言う結果になりました。
8名の中には、3期生の山下美月さんと与田祐希さん、4期生の遠藤さくらさんと後輩メンバーが3名も含まれ、乃木坂46の世代交代は順調に進んでいるという印象です。
まとめ
引用:https://spice.eplus.jp/articles/195021/images/517586
以上、坂道グループの人気順についてご紹介致しました。
CDの売上、写真集の売上、検索数といずれを取っても乃木坂46が圧倒的に強いという結果でした。
1期生の卒業ラッシュが続き、世代交代の時期を迎えつつある乃木坂46ですが、若手メンバーも順調に台頭しており、まだまだ盤石と言う印象です。
デビューしたばかりの日向坂46は上位に食い込むには至っていませんが、まだスタートを切ったばかり。
新たに9枚目シングルから選抜制を取り入れ、第二章のスタートを切った欅坂46ともども、今後の更なる躍進が期待されます。
どんどん活躍の場を広げていく坂道グループからこれからもますます目が離せません。