3月27日にデビューシングルを発売した日向坂46。
アイドルに興味のない方であれば、乃木坂46ならまだしも、欅坂46や日向坂46と言われてもお手上げという方も多いのではないでしょうか。
そこで、特にややこしい日向坂46と欅坂46についてその違いをご紹介します。
引用:https://www.hinatazaka46.com/s/official/?ima=0000
日向坂46と欅坂46の関係性
引用:http://www.allnightnippon.com/news/20181107-33249/?pg=mcplus
日向坂46はけやき坂46(通称:ひらがなけやき)という名称で活動していたグループが2019年2月11日に改名したグループです。
元々、けやき坂46は欅坂46(通称:漢字欅)の姉妹グループとして結成されました。
欅坂46が不動のセンター・平手友梨奈さんを筆頭に大活躍し、高い知名度を誇るのに比べ、謂わば2軍とも言える位置づけだったけやき坂46の知名度はそれほど高くはありませんでした。
しかし、欅坂46に先がけて武道館ライブを成功させた他、単独アルバムの発売、単独での全国ツアーを実施するなど、欅坂46と並ぶほどの実績を挙げ、人気を獲得してきました。
結成から3年経ち、日本の建国記念日に改名とシングルデビューを発表した日向坂46は、名実ともに欅坂46からの独立を果たす事となったわけです。
日向坂46と欅坂46の違い
アイドル戦国時代と言われ、多くのグループが乱立する現代。
個々のグループの違いを把握することは困難なようにも見えます。
日向坂46にせよ、欅坂46にせよ、“可愛い女の子が歌い、踊っている”という意味ではほぼ同じように感じられます。
しかし、多くのファンや音楽の専門家たちは、日向坂46と欅坂46は対極に位置する存在と認識しています。
わかりやすく色で例えるならば、日向坂46は“青と白”、欅坂46は“赤と黒”。
イメージで語るならば、日向坂46は“明るく可愛く”、欅坂46は“クールに格好良く”。
欅坂46はアイドルというジャンル・概念の“破壊者”とよく例えられますが、日向坂46は逆に、アイドルそのもの、まさに“体現者”です。
その違いはそれぞれの楽曲を聴き比べてみれば一目瞭然。
欅坂46の楽曲は、大人たちや社会への反骨と言ったメッセージ性の強いものです。
その一方で、日向坂46の楽曲は、そのモットーである“ハッピーオーラ”という言葉に象徴される通り、明るく幸福感に満ちた楽曲です。
欅坂46のライブでは、其の世界観とパフォーマンスによって、聴衆は言葉を失い、魅了され、畏怖の感情さえも芽生えます。
その一方で、日向坂46のライブにおいては、聴衆は皆、自然と笑顔になるのです。
欅坂46は元々、日向坂46になるはずだった?
引用:http://nogitweet.com/【鳥居坂46】一期生オーデ3次審査のダンス課題曲/
2月11日の発表で、日向坂46への改名が発表された後、けやき坂46のアイコンだった「ひ」マークをそのまま継承できると歓迎する声が上がる一方で、ネット上では「本来、欅坂46が日向坂46というグループ名になるはずだった」という指摘が上がりました。
その根拠となったのがTwitterのアカウント名。
Twitterでは、誰でも早い者勝ちで好きなアカウント名を取得することが可能です。
指摘した方が注目したのは、アカウントの取得時期でした。
欅坂46のアカウント名『keyakizaka46』はグループ結成と同じ2015年8月に取得されているのに対し、日向坂46の『hinatazaka46』はそれよりも前の2015年7月に取得されているのです。
その為、グループ名の候補として、日向坂46は元々検討され、何らかの理由でお蔵入りしていたものが、今回姉妹グループの名称として継承されたのではないかと指摘されています。
ちなみに、欅坂46は、元々オーディション募集時は鳥居坂46という名称であったものが、現名称に改名されたという経緯があります。
改名に至った理由は公表されていませんが、アカウント名『toriizaka46』は2015年6月に取得されている事から、アカウント名を先取りされた事が改名の理由ではないかとの噂もあります。
まとめ
引用:https://gana-john.com/archives/2604
以上、日向坂46と欅坂46の違いについてご紹介いたしました。
対極にある両グループですが、日向坂46のデビューによって、これまでとは大きく異なる関係性になっていくと考えられています。
共に、坂道を駆け上がり、日本の音楽界を支える存在になっていくのではないかと期待が集まっています。
日向坂46の今後の活躍からますます目が離せません。