乃木坂・欅坂・日向坂の場所は実際に存在する?それぞれの聖地を紹介!








グループ名に「坂」が付いていることから「坂道シリーズ」と総称される乃木坂46・欅坂46・日向坂46

実際にグループ名と同じ名前の坂が実際に存在していれば、そこはまさしく“聖地”です。
そこで、実際にグループ名の由来となった坂が存在するのかを調べてみました。

引用:https://netatori.com/sakamichi-series/

乃木坂は存在する?

引用:http://www.tokyosaka.sakura.ne.jp/minato-nogizaka.html

まずは坂道シリーズの長女的存在である乃木坂46です。
そのグループ名と同じ、乃木坂は東京都港区赤坂に確かに存在します

この坂がグループ名になったのは、乃木坂46のプロデュースを手掛けるソニー・ミュージックエンタテインメントの本社が当時、この坂にあったためです。
当初は、住所の千代田区六番町に因んで、「六番町」というグループ名も検討されたそうですが、総合プロデューサーを務める秋元康さんの提案で、「乃木坂」が採用されたそうです。
もしかしたら「六番町46」だったかもしれないと考えると、感慨深いものがあります。

乃木坂という地名は、日露戦争において旅順攻囲戦の指揮を執り、明治天皇崩御の際には奥様とともに殉死した事で有名な乃木希典大将の邸宅がこの地にあった事に由来します。

現在、乃木坂と言えば多くの人が乃木坂46を思い起こしますが、かつては誰もが乃木希典を想起していたのです。
この邸宅は、現在も同地に残されています。

そして、この乃木希典大将を祀っているのが、今や乃木坂46の聖地となっている乃木神社です。
乃木神社では毎年乃木坂46メンバーの成人式が執り行われ、ファンからはライブの成功やメンバーの健康を祈る絵馬が多数奉納されています。
昭和天皇の教育係を務め、高潔な人格者として名高い乃木大将がこの光景をどのような思いで眺めておられるかは興味深い所です。

乃木坂にはもう一つ、乃木坂46の“聖地”があります。
それが、ラーメンまる彦です。
2016年3月、メンバーの衛藤美彩さんおすすめのラーメン屋としてテレビで紹介されたのをきっかけとして、乃木坂や乃木神社から足を延ばしやすい事もあって、聖地巡礼の腹ごしらえとして多くの乃木坂ファンが訪れるようになりました。

特に人気なのが、衛藤美彩さんが好きだという味噌ラーメンと、たまたま衛藤美彩さんと名前が同じである日本酒・美彩淡露を堪能できる「みさみさセット」

ライブチケットに落選した方向けに、落選画面を見せるとトッピングを付けてくれるサービス(期間限定)などもあり、多くの乃木坂ファンに愛されています。








欅坂は存在する?

引用:https://illumi.walkerplus.com/detail/ar0313e17503/

続いて、坂道シリーズの次女・欅坂46です。
そのグループ名と同じ欅坂は、実は存在しません
しかし、ひらがな表記のけやき坂であれば港区六本木に実在します。
六本木ヒルズの敷地内と言っても過言ではない場所で、冬のイルミネーションが名物となっています。

欅坂46は元々、ひらがな表記で「けやき坂46」にしようとしていたそうですが、画数で運勢を占ってもらった際に誤って漢字表記の「欅坂46」にしてしまったそう。
ところが、結果として欅坂46の運勢が最高に良かったため、こちらの表記が採用されたという経緯があります。

また、欅坂46はオーディション開催中、「鳥居坂46」という名前でメンバーの募集や選考を行っていました。
現在の名前にはオーディションの最終合格者が発表された際に改名しています。
改名の理由は諸説ありますが、公表されていないため不明です。

元々の名前である鳥居坂は東京都港区麻布に実在します。
坂の名前の由来は、江戸時代に徳川家康に仕えた鳥居家の屋敷があったことに由来します。
明治時代には、華族・三条家の邸宅や韓国皇太子の館などが立ち並ぶ優雅な地だったそうです。
現在、坂の上にはソニーミュージック六本木ミュージアムがあります。








日向坂は存在する?

引用:https://jsoccerfan.com/hinatazaka-where-reality/

最後は、坂道シリーズの三女、日向坂46です。
元々は、欅坂46が名乗るはずだった「けやき坂46」の名を受け継いでいましたが、2019年2月に現在の名称に改名しました。
グループ名と同じ日向坂は、東京都港区三田に実在しますが、正式な読み方は「ひゅうがざか」です。
但し、案内版には誤って「ひなたざか」と読む人もいたと書かれています。
坂の名前は、江戸時代の前期、徳山藩毛利日向守の屋敷があった事に由来します。

乃木坂、けやき坂、鳥居坂、日向坂は徒歩圏内にあり、聖地巡礼としてすべての坂を巡る坂道ファンの姿も珍しくありません。








まとめ

引用:引用:https://japaneseclass.jp/trends/about/坂道シリーズ

以上、実際にグループ名の由来となった坂が存在するのかを調べてみました。

東京には700か所以上もの坂が存在すると言われています。
にもかかわらず、乃木坂、けやき坂、鳥居坂、日向坂と坂道シリーズに関わる坂はすべて港区の坂です。

その理由は明かされていませんが、今後もし新たな坂道シリーズが結成された際にも港区の坂が使用されるのではないかと考えられ、ネット上では「榎坂」や「霞坂」、「檜坂」「聖坂」「紀伊国坂」などが候補に挙がっています。

一番可能性が高そうなのは、TBSがある「赤坂」だとも言われていますが、これほど有名であるにもかかわらず、実は赤坂という坂は実在しません

今後の展開も含めて、更なる坂道を上り続ける坂道シリーズからますます目が離せません。