アイドルとは“偶像”という意味です。
人々は何百・何千もの神や仏の姿を偶像に求め、崇拝の対象としてきました。
アイドルに“どういった存在”を見出し、応援するのか、それは人によって様々でしょう。
女神や天使のような触れがたい存在として崇めるのか。
妹のような存在と見なし、保護欲を駆られる方もいれば、恋愛対象として妄想を膨らませる方もいらっしゃるでしょう。
そんな中、乃木坂46のファンの間に新たな潮流が生まれようとしています。
それが、メンバーをママと見なす方々。
そこには一体どのような想いが込められているのか、調査してみました。
引用:https://denkiryoukin.net/babymama/
もくじ
乃木坂46のプロフィール
引用:http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/13744/2
AKB48の公式ライバルとして2011年に結成された乃木坂46。
基本的に水着にならず、スカート丈も長く、しかも一列に並んだ時に横一線になるよう計算するなど“清楚”なイメージで売り出す戦略で人気を獲得し、今では男性だけでなく多くの女性からも支持される国民的アイドルグループとなっています。
そのファン層も様々。
中には他のファンからもびっくりされるファンもいるようです。
乃木坂46のファンがママと呼ぶやばい!
引用:https://www.pinterest.jp/pin/491103534351785063/
乃木坂46のコンサートに行かれた事がある方ならご存知の方も多いと思いますが、コンサートの開演前に、一部のファンが「俺の嫁!俺の嫁!齋藤飛鳥さ~ん」と叫ぶコールが、賛否両論ありながらも一つの風物詩となっています。
そのようにアイドルを恋愛対象として応援する方は、アイドルと言う文化が生まれた頃から多くいらっしゃいます。
古くは江戸時代のお茶屋の看板娘なども同じような存在で、全国の看板娘を描いた浮世絵が発売され、これをコレクションする方も珍しくありませんでした。
アイドルの生写真を集める現代のオタクと同じ心理ですね。
ファンがママと呼ぶ意味とは?
恋愛対象ではなく、妹や姉のような存在と見なして応援するというのも古くからあります。
「こんな妹がいたら」「こんな姉がいたら」と妄想した事がある方も多いのではないでしょうか。
その進化系として、最近ではメンバーの事を“ママ”と呼ぶファンがいるんです。
このママ呼びには、実は三つの意味があります。
一つは、自分のお母さんと見なして呼んでいるというものです。
こんな綺麗なお母さんがいたら思い切り甘えてみたいと想像する訳ですね。
もう一つは飲み屋のママと見なして呼んでいると言うものです。
こんなママがいたら通っちゃうよね、と言う事です。
三つ目はグループの中でのまとめ役の事です。
1つ目にも相通じるものがありますが、女の子の集団の中で、全体を纏めたり、率先して楽屋などの掃除をしたり、年少メンバーの世話を焼くなど母性を感じさせる方が、お母さん的存在と見なされている場合です。
若い女性アイドルを母親や飲み屋のママと見なすのは確かに違和感があるかもしれませんが、若い時分から苦労しているだけに、大人びた雰囲気を醸し出している方も、中にはいらっしゃいますよね。
乃木坂46でママと呼ばれるメンバー
では実際に、乃木坂46メンバーの中で誰がママと呼ばれているのかをご紹介します。
《母親としてのママ》
1.伊藤かりん
引用:https://web-zine.net/872
MC能力に定評のある2期生のまとめ役・伊藤かりんさんもママと呼ばれています。
趣味の将棋が昂じて将棋番組に起用されるなど、どちらかというと“おかん”に近いイメージです。
2.梅澤美波
引用:https://mdpr.jp/interview/detail/1775463
3期生で、ポスト白石麻衣の呼び声も高い梅澤美波さん。
3期生の中でのまとめ役をしている事から、3期生のお母さん的存在と言われています。
若くして子供を産んでそうというイメージで“ヤンキーママ”とも呼ばれています。
まとめ役と言う意味では、卒業した岩瀬佑美子さんや深川麻衣さんなども該当します。
特に、“乃木坂の聖母”と呼ばれていた深川さんがもし現役であればきっとママと呼ばれていたのではないでしょうか。
《飲み屋のママ》
1.衛藤美彩
引用:https://ameblo.jp/umetoshi-0330/entry-12361179412.html
乃木坂きっての“綺麗なお姉さん”こと衛藤美彩さん。
お酒好きなキャラも浸透していますので、こんなママがいたら通って色々悩みや愚痴を聞いてもらいたいと考える方も多くいらっしゃるようです。
2.山下美月
引用:https://mdpr.jp/news/detail/1778647
3期生期待のエース・山下美月さん。
番組内で度々見せる“恋愛テク”が素晴らしく、いかにも飲み屋のママが似合いそうと言われています。
こんなに可愛くて男あしらいの巧みなママに転がされてみたいと思うようです。
まとめ
引用:https://twitter.com/ngzk46_movie
以上、乃木坂46のファンがメンバーをママと呼ぶ意味について調べてみました。
ファンがメンバーを「ママ」と呼ぶことに、嫌悪感を感じると言う声もネット上にはありましたが、男は皆マザコンであるとも言いますし、人それぞれ様々な応援の仕方があると言う事でしょう。
ただし、中にはママと呼ばれることに抵抗を感じているメンバーもいます。
応援するにしても、メンバーの嫌がる事は避けたいところですね。