ナスDの黒い塗料の原料は何?どうやって落としたの?








みなさんは「ナスD」と呼ばれる男をご存知ですか?

「ナスD」はテレビ朝日のディレクターで、ロケ先で顔が真っ黒になってしまったハプニングから「ナスD」と呼ばれるようになりました。

今回はその原料は何だったのか、どうやって落としたのかをご紹介します。

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ナスDはどうして黒くなったの?

「ナスD」はテレビ朝日のディレクターですが、その個性的なキャラクターから年末の特番にも登場するような人気者になりました。

 

「ナスD」というのはニックネームで、本名を友寄隆英と言います。南米アマゾンでの取材で全身真っ黒になってしまうことがあり、その見た目から「ナスD」と呼ばれるようになりました。ではどうして黒くなってしまったのでしょうか?

 

ナスDは『陸海空 地球征服するなんて』という番組で南米アマゾンの奥地に住む部族を取材していました。

現地では、部族の人が毒をまいて獲った魚を危険だと言われながらも生で食したり、茶色く濁った川の水をそのまま飲んでしまったり、アルコール度数の高いお酒を一気飲みしたりと破天荒な行動で現地の人までも驚かせていました。

ナスDは人に勧められることがあると何も考えずにとりあえずでやってしまう性格です。その性格から様々な事件を引き起こしてしまいます。

 

南米に着いてから4日間睡眠を取らず、船の荷下ろしの手伝いやコックさんへの取材等の激務に追われ、ついには気絶してしまうなんてハプニングがありました。

黒くなってしまった原因にもこの前のめりで、すぐ行動してしまう性格が関係していました。

 

アマゾンでシピポ族の取材をしていたナスDは、部族の女性に美容に良いと言われ勧められた果実を顔中に塗りたくってしまうのです。

 

しかし後からその果実は染物などに使われる強い染料になる物だとわかるのです。数時間後には顔や体が真っ黒になってしまい、その色合いが野菜のナスに似ていたので「ナスD」と呼ばれるようになりました。








ナスDが黒くなった原料は何?

ナスDがシピポ族の女性に渡され黒くなってしまった原因の果実は「ウィト」と言います。「ウィト」はアカネ科の植物で、果実は匂いがあって香水にもなっています。

そのまま生でも食べることができますが、お菓子やドリンクとして好まれることが多いです。

成熟する前の果実の汁は染物やタトゥーなどに使われる強い染料になります。南アメリカのインディアンがよく使用していたとされています。

人の皮膚に塗ると化学反応を起こして濃い青色になるそうです。ナスDも時間が経つにつれて、どんどん本当にナスのような紫色に変化していました。








ナスDは黒い塗料をどうやって落としたの?

ではナスDはそんな真っ黒な顔をどうやって元に戻したのでしょうか。ナスDはその後に訪れたロボヤナティバ村で、ある女性から染料を落とす方法を教えてもらいました。

その女性は「漂白剤を使えば落ちる」と言うのです。ナスDはすぐにその方法を試しました。

漂白剤と洗剤が混ざった水の中に躊躇なく顔を突っ込むナスD。その姿も豪快でした。部族の女性達に手伝ってもらい、漂白剤をつけては強くこするのを何度も繰り返すうちにみるみる染料が落ちていきました。

結局二日かけてその作業を繰り返し、見事本来の肌を取り戻すことに成功しました。何度もこすった肌は赤くなり、所々ただれていました。








まとめ

ナスDが酷い目にあってしまったウィトという果実。成熟した実はとても美味しそうなので食べてみたいですが、使い方を間違えて真っ黒にならないように気をつけたいですね。

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